2026/05/14 18:37

〜症状・原因・治療・自宅ケア・再発防止まで〜

1. うっ滞とは
うっ滞(胃腸うっ滞)は、胃や腸の動きが弱まり、食べ物やガスが停滞してしまう状態です。  
うさぎにとっては非常に危険で、早期発見と早期治療が命を守るポイントになります。

2. 主な原因
- 水分不足  
- 換毛期の毛の飲み込み  
- ストレス(環境変化・温度変化・騒音)  
- 急な食事の変更  
- 運動不足  
- 歯のトラブル(不正咬合)  
- 繊維不足(牧草不足)

うっ滞は、複数の要因が重なって起きることが多いのが特徴です。

3. 初期症状
以下の症状が1つでも見られたら注意が必要です。

- 牧草を食べない  
- うんちが小さい/出ない  
- 水を飲まない  
- じっとして動かない  
- お腹が張っている  
- 体を丸めて痛そうにしている  
- 触ると嫌がる  

“いつもと違う”と感じたら、早めに動物病院へ。

4. 動物病院での治療
一般的に、病院では以下のような処置が行われます。

- レントゲン検査(ガス・胃の張り・腸の動きを確認)  
- 腸の動きを助ける薬(消化管運動促進剤)  
- 皮下点滴(脱水改善)  
- ガスを減らす薬  
- 痛み止め  
- 強制給餌(必要に応じて)

うっ滞は「薬+点滴+水分補給」が基本治療です。

5. 自宅でできるケア
※獣医師の指示に従うことが前提です。

- 水分をしっかり摂らせる(皿+ボトル併用)  
- 部屋を22〜24℃に保つ  
- 軽いお腹のマッサージ  
- 牧草を食べやすい位置に置く  
- 静かで安心できる環境を作る  
- 急なフード変更を避ける

6. 回復のサイン
- 牧草を食べ始める  
- うんちが出る(大きさが戻る)  
- 動きが戻る  
- リラックスした姿勢が増える  

7. 再発を防ぐために
- 水分摂取を増やす  
- 換毛期はこまめにブラッシング  
- 牧草中心の食事を徹底  
- 急な食事変更をしない  
- 適度な運動時間を確保  
- 温度・湿度管理を徹底  
- ストレスの少ない生活環境を作る

8. うさぎ用品販売店としてのアドバイス
うっ滞は、日々の用品選びで大きく予防できます。  
専門店としては、以下のような“悩み別の提案”が自然で信頼されます。

- 水分不足対策 → 給水器・ウォーターボウル  
- 換毛期対策 → ブラシ・グルーミング用品  
- 繊維不足対策 → 牧草の種類・選び方  
- ストレス軽減 → ケージ内レイアウト・静音アイテム  
- シニア期のうっ滞予防 → シニアケア用品