2026/05/15 11:49

うさぎは「食べない=命に関わる」動物。  
ほんの数時間の食欲低下でも、胃腸うっ滞(GIスタシス)につながることがあります。

この記事では、飼い主さんがすぐ確認できる “5つのチェックリスト” と、状況別の対処法をまとめました。  
専門店として、日常のケアでできることを中心にお伝えします。

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 ① うんちの量・形・硬さ
最初に見るべきはうんち。  
- 量が減っている  
- 小さくなっている  
- つながっている(盲腸便以外)  
- 乾燥して軽い  

これらは 胃腸の動きが弱っているサイン。  
食欲低下とセットで起きやすいので、必ず確認したいポイントです。

② 水分は取れているか
水を飲まないと、胃腸の動きがさらに悪化します。  
- 給水ボトルの飲み口が詰まっていないか  
- 皿タイプならひっくり返していないか  
- いつもより減りが少なくないか  

水分不足は うっ滞の大きな原因。  
葉物野菜を少量あげて水分補給を促すのも有効です。

③牧草の種類・状態
食欲低下のとき、牧草の好みが変わることがあります。  
- 新しいロットに変えた?  
- 香りが弱くなっていない?  
- 粉ばかりになっていない?  

うさぎは香りで食欲が刺激されるため、香りの強い一番刈りが有効なことが多いです。

④ お腹の張り・痛みのサイン
触ると硬い、張っている、嫌がるなどは危険。  
以下の行動も要注意です。  
- じっと動かない  
- 背中を丸めている  
- 呼吸が早い  
- 歯ぎしり  

これらは 痛みのサインで、すぐに病院レベルの状態です。

⑤ 生活環境の変化
うさぎは環境変化にとても敏感。  
- 気温の急変  
- 引っ越し・模様替え  
- 新しい家電の音  
- 家族の生活リズムの変化  

ストレスは食欲に直結します。  
特に 気温20〜24℃、湿度40〜60% を外れると食欲が落ちやすいです。

※病院に行くべき判断基準
以下のどれかに当てはまる場合は、即受診レベルです。  
- 6時間以上まったく食べない  
- うんちがほぼ出ていない  
- お腹が張っている  
- 痛がる・動かない  
- 水も飲まない  

うっ滞は時間との勝負。  
「様子を見る」は危険なので、迷ったら受診が正解です。

※自宅でできる応急ケア(安全な範囲)
- 牧草の種類を変える(香りの強いものへ)  
- いつもより少し温かい部屋にする  
- 葉物野菜を少量(与えすぎはNG)  
- リラックスできる環境に整える  

※強制給餌は、お腹が詰まっている場合は逆効果になるため、自己判断は危険です。