2026/05/18 13:50

うさぎの食欲が落ちるのは、飼い主にとって最も不安なサインのひとつ。  
特に 「いつもより牧草を食べない」「ペレットが残っている」 という変化は、早めの対応がとても大切です。

ここでは、店主として、そしてうさぎと暮らす飼い主として、家庭でできるケア をまとめました。

 ① まずは“食べられるもの”を探す
食欲が落ちたときでも、  
・柔らかい牧草  
・香りの強い牧草  
・いつもより細いタイプ  
など、種類を変えると食べることがあります。

牧草は“味”より“香り”で選ぶ動物なので、  
香りの強いものを少量ずつ試すのがポイント。

② 水分をとれる環境を整える
食欲低下=水分不足になりやすい状態。  
水分が足りないと、さらに胃腸が動きにくくなります。

- 皿+ボトルの併用  
- ぬるま湯を少し入れてみる  
- 好きな野菜を“水分補給目的”で少量  

「飲める形」を増やすのがコツ。

③ へやんぽで“軽く動かす”
うさぎの胃腸は“動くことで動く”仕組み。  
軽いへやんぽは、食欲回復にとても効果的です。

ただし、  
ぐったりしている時は無理に動かさない  
これが大前提。

④ お腹の張り・便の状態をチェック
食欲低下のときは、便の変化がヒントになります。

- 小さい  
- 乾いている  
- 数が少ない  
- つながっている  

こうした変化は、胃腸の動きが弱っているサイン。

⑤ お腹を“優しく”マッサージ
軽い張りなら、  
手のひらでゆっくり円を描くようにマッサージすると、  
ガスが動いて楽になることがあります。

ただし、  
痛がる・嫌がる場合はすぐ中止。

 ⑥ 普段と違う“匂い・音・環境”を見直す
うさぎは環境変化にとても敏感。

- 新しい家具  
- 大きな音  
- 部屋の温度差  
- 来客  
- 飼い主の外出時間の変化  

こうした小さな変化が、食欲に影響することがあります。

⑦ 温度管理を“うさぎの高さ”で見る
床付近は人より2〜3℃低いことも。  
食欲低下時は特に、  
22〜24℃の安定した環境 が重要です。

 ⑧ “6時間以上食べない”は受診レベル
家庭ケアで改善しない場合、  
6時間以上食べない・飲まない は危険サイン。

- うっ滞の可能性  
- ガスの蓄積  
- 痛み  
- 歯のトラブル  

早めの受診が命を守ります。

最後に:食欲低下は“うさぎからのSOS”
うさぎは我慢強い動物。  
だからこそ、食欲の変化はとても大切なサインです。

家庭でできるケアはたくさんありますが、  
「いつもと違う」を見逃さないこと が一番のポイント。