2026/06/04 10:05
うさぎはとても繊細な動物で、病気の進行が早いのが特徴。
「怖い病気」と聞くと不安になるけれど、正しい知識と早期発見があれば守れる命がたくさんある。この記事では、特に注意したい代表的な病気を、症状・原因・予防の観点からわかりやすくまとめました。
1. うっ滞(胃腸の動きが止まる病気)
うさぎの病気で最も多く、最も危険。
数時間で命に関わることもある。
・主な症状−食べない、うんちが小さい・出ない、じっとして動かない
・原因−ストレス、気温変化、毛球、食物繊維不足、痛み
・怖い理由−放置すると腸が完全に止まり、ショック状態になる
・予防−牧草中心の食事、温度管理、ストレス軽減、換毛期のケア
2. エンセファリトゾーン症(E. cuniculi)
神経や腎臓に影響する寄生原虫の病気。
**斜頸(首が傾く)**が代表的な症状。
・主な症状 — 斜頸、ふらつき、眼振、失明、尿量の変化
・原因 — 母子感染・環境中の原虫
・怖い理由 — 神経症状が進むと生活が困難になる
・予防 — 清潔な環境、ストレスを減らす、早期治療
3. 不正咬合(歯の病気)
うさぎの歯は一生伸び続ける。
噛み合わせが悪くなると食べられなくなり、うっ滞を引き起こす。
・主な症状 — 食べにくそう、よだれ、体重減少、涙目
・原因 — 遺伝、牧草不足、ケージの噛み癖
・怖い理由 — 放置すると歯根が伸びて顔が腫れる
・予防 — 牧草中心の食事、硬いおやつの与えすぎに注意
4. 子宮疾患(メスのうさぎ)
メスのうさぎは4歳以降で子宮がんの発症率が急上昇する。
・主な症状 — 血尿、食欲低下、元気がない
・原因 — ホルモンバランス
・怖い理由 — 進行が早く、気づいた時には重症のことも
・予防 — 適切な時期の避妊手術
5. 熱中症
うさぎは暑さにとても弱い。
「25℃」を超えるとリスクが上がる。
・主な症状 — 呼吸が荒い、ぐったり、耳が熱い
・原因 — 高温多湿、直射日光、風通しの悪さ
・怖い理由 — 急激に体温が上がり、命に関わる
・予防 — エアコン管理(18〜24℃)、冷感マット、こまめな換気
早期発見のために、毎日チェックしたいポイント
・食欲の変化 — いつもより食べない
・うんちの大きさ・量 — 小さい・少ない
・行動の変化 — じっとして動かない
・呼吸の様子 — 速い・荒い
・目・鼻・口の状態 — 涙、鼻水、よだれ
※うさぎの病気は進行が早いけれど、毎日の観察と早めの受診で守れる命がたくさんある。